どこへ千切れた気持ち
置いてゆけばいいのだろう
曲がりくねった時
串刺しの林檎

何も言い返せずに

響く靴音
だだ彷徨う指先

目の前 差し出されたもの
無意識に手を伸ばして
ぼんやり生きて来た
さよなら 明日
大きさの違いは
自分には分からない
今でさえ過去の僕となる
明日へ

どこへ歪んだこの気持ち
叫べばいいのだろう
足元も見えない
置き去りの獣

何も手応えの感じない
骨ばかりの翼
ただ彷徨う視線

目の前 好きなことばかり
端から並べて
ぼんやり生きて来た
さよなら 明日
大きさの違いは
自分には分からない
今でさえ過去の僕となる

明日へ